もものかんづめ

「ちびまるこちゃん」のさくらももこさんのエッセイ本。
調べたら1991年刊行。
もう24年前か。
小学生の頃発売と同時に購入して、
今はもう手元に無いのでうろ覚え感想になるが申し訳ないです。
その中に「メルヘン翁」か「メルヘン爺」のタイトルのエッセイがあったのだが
これが「何をされても家族や親戚を悪く言ってはいけない」と教え込まれていた当時の私には衝撃的な話であった。

さくらももこさんの祖父友蔵は、
ちびまるこちゃんに描かれているような優しいじいさんではなく
実はとんでもないクソジジイだったという話。

さくらももこさんも姉も母も風呂場は覗かれる等のセクハラをうけたり、
嫌がらせやイビリをうけたり、
老人の病気である「痴呆」を利用してわかっているくせにわからない振りをしたりとまあ大変なジジイなのだ。

そんなじいさんが亡くなった時の葬儀の一部始終が書かれている。

「じいさんが死んでるよ」
とさくらももこさんが姉に伝えると姉がそれを聴いて目を輝かせて死に顔を見て爆笑したとか
葬儀で誰一人泣いていなかったとか、
「ちびまるこちゃんに描かれているような家族愛」を期待していた人々の中には拒否反応を示した人も多いらしい。

事実、私が買った本を片っ端から
「貸して」
といい片っ端から全て読んでいた母は(今考えると娘がどんな本を読んでいるかという管理も兼ねていたと思う)
「家族が亡くなったのに!亡くなった人を悪く言うなんて!
ちびまるこちゃんはいいけどこの本は大っ嫌い!」

と言っていた。
まあ実家大好きの母はそうだろうな、と当時小学生の私は思ったが
私にとってある種この話は救いになった。(なのでずっとおいてたんですが、一人暮らし後にいつのまにか無くなっている…もしや勝手に売られたかも←よくやられる)

今になって考えると、あれほど人間観察が優れている漫画家さんが、
毒家族の被害にあっていないはずが無いんだよな。

人間観察が優れている漫画家さんで
「あー、この方は毒家族の被害にあったんだな」
って人は何人かいる。
ここにはそこまで書けないけど…漫画家さんのプライバシーに係わるし…。

ちなみに毒家族の被害にあっているようで、あっていない漫画家さんもいる。
その方の描く漫画の人物描写はどこかズレている(虐待していたヤツが実はいい奴とか、「お母さんをそんな風に言っちゃいけないよ!」とかな)。






2月15日追記
やはり悔しいので文庫本買い直した。
あと
「自分の本かと思って間違えて古本屋に売った」
と山ほどの私の本を売られてきたが、あれは何だったんだ…
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うめぢる一家のモラハラ記録。

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